ライセンス許諾契約
ソフトウェアの共有と再割り当て
Zemax ソフトウェアでは登録が必要です。登録の管理には Zemax アカウント を使用します。ライセンス管理者およびエンド ユーザーは、それぞれが Zemax のアカウントを持つ必要があります。これらのアカウントは共有できません。ライセンス管理者は、 30 日ごとに新しいエンド ユーザーにシングルユーザー ライセンスを再割り当てできます。ネットワーク ライセンスの場合、管理者は、いつでもエンド ユーザーの追加や編集ができます。割り当てることができるエンド ユーザーの数に制限はありません。新しいライセンス管理者を指名するには、 登録フォーム に所要情報を入力して japan@zemax.com に提出してください。ユーザー管理の詳細については、 Managing Users and Licenses を参照してください。.
ソフトキー ライセンス情報
- ライセンスを物理マシンにインストールすると、ほとんどの独立ライセンスの場合および Zemax ライセンス マネージャーのネットワーク サーバーの場合と同様に、ソフトキー ライセンスがそのマシンの特定のハードウェアに関連付けられます。マシンのコンポーネントを交換する場合やオペレーティング システムをクリーン インストールする場合は、事前にライセンスを別のマシンに移動しておきます。ハードウェアに障害が発生すると、ソフトキーが失われる可能性があります。
- 独立ライセンスを仮想マシンにインストールしている場合、または Zemax ライセンス マネージャーのネットワーク サーバーおよびライセンスを仮想マシンにインストールしている場合、その仮想マシンの完全修飾ドメイン名 (FQDN) または Windows コンピュータ名にソフトキー ライセンスが関連付けられています。マシンのハードウェアには関連付けられていません。仮想マシンの物理的なホストの場所は移動してもかまいませんが、仮想マシンの名前を変更する場合は、事前にライセンスを別のマシンに移動しておく必要があります。
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現在のところ、ソフトキー ライセンスでは Apple Boot Camp をサポートしていません。その場合は、担当のアカウント マネージャーに連絡して、USB ドングルに切り替えることができます。
ハードウェアの変更または障害への対応
システムのマザーボードやハード ドライブに障害が発生すると、ソフトキーが失われる可能性があります。以下のバックアップ手順を参照して、ハード ドライブの障害に備えます。なお、ビデオ カード、メモリ、CD ドライブ、ワイヤレス カードなどの単独のコンポーネントを交換するのであれば、Zemax ライセンスの問題は発生しません。また、USB などの外部デバイスを変更する場合も、ライセンスへの影響はありません。
ヒント :
- コンピュータが動作しなくなった場合、そのハード ドライブを別のコンピュータに移設しないようにします。そのようにするとライセンスが永久に無効になります。
- ハード ドライブを別のハード ドライブにコピー (クローンの作成) しないようにします。そのようにするとライセンスが無効になることがあります。
- システムのマザーボードを交換しないようにします。
ライセンスの喪失を防止するには、ハードウェアを交換する前やハード ドライブのクローンを作成する前に、ライセンスを別のコンピュータに移動します。こちらのページの説明に従ってください。コンピュータが元どおり稼動するようになった時点で、移動しておいたライセンスを元に戻します。2016 年 8 月より後のバージョンのソフトウェアを使用している場合、別のコンピュータにライセンスを移動する必要はありません。生成された移行コードを保存しておき、そのライセンスを元のマシンに適用し直すだけで済みます。
Windows のアップグレード、再インストール、修復、またはリフレッシュの準備
Windows の定期的なセキュリティ更新プログラムがソフトキー ライセンスに影響することはありません。それでも、更新プログラムに起因してオペレーティング システムに障害が発生する場合に備えて、コンピュータを定期的にバックアップしておくことをお勧めします。
新しいバージョンの Windows にアップグレードする場合 (Windows 7 または Windows 8 から Windows 10 へのアップグレードなど)、選択したインストール オプションによってはソフトキーが保持されないことがあります。同様に、ハード ドライブを消去して Windows を再インストールする場合も、ソフトウェア ライセンスが削除されることに注意が必要です。Windows 8 および Windows 10 にもオペレーティング システムを修復する「リフレッシュ」機能や「初期状態に戻す」機能のオプションがありますが、これらもハード ドライブを消去して Windows を再インストールする点で同様です (ただし、この場合は CD や USB によるブート ディスクは不要です)。
ヒント :
- Windows のバージョンを別のバージョンにアップグレードしないようにします (たとえば、Windows 7 から Windows 8 または Windows 10 へのアップグレード)。
- 既存の Windows インストール環境の再インストールや「初期状態に戻す」操作を実行しないようにします。
ライセンスが失われないように、再インストールやアップグレードの前に、ライセンスを別のコンピュータに移動できます。こちらのページの説明に従ってください。コンピュータが元どおり稼動するようになった時点で、移動しておいたライセンスを元に戻します。2016 年 8 月より後のバージョンのソフトウェアを使用している場合、別のコンピュータにライセンスを移動する必要はありません。生成された移行コードを保存しておき、そのライセンスを元のマシンに適用し直すだけで済みます。
コンピュータのバックアップ
ライセンスは Windows に埋め込まれているので、データであるドキュメントをバックアップしただけではソフトウェア ライセンスはバックアップされません。
Macrium Reflect 、 TrueImage 、 Windows バックアップなどのソフトウェアを使用することで Windows をイメージ ファイルにバックアップできます。バックアップ元と同じコンピュータにイメージを復元するとソフトキーが保持されることを検証済みです。元のハード ドライブに障害が発生した場合は、同じコンピュータに搭載された別のハード ドライブ上に復元することもできます。
ヒント :
- 別のマザーボードを搭載した別のコンピュータやマシンには、ハード ドライブのバックアップを復元しないでください。そのようにするとライセンスが無効になります。
- 移動しておいたソフトキー ライセンスを元のコンピュータに戻す場合は、そのコンピュータに最新の情報が保持されるように、バックアップ イメージを更新する必要があります。そのようにしないと、ライセンスをもう一度移動することができなくなることがあります。
バックアップの復元後、 Zemax ソフトウェアが動作することを確認します。 Zemax が動作したとしても、ライセンスのステータスは確認する必要があります。 Web ブラウザで Sentinel Admin Control Center を開きます。そのアドレスは http://localhost:1947 です。 [Sentinel Keys] タブに移動します。次のようにライセンスが表示されます。
ステータスに「 cloned 」などのエラーが赤色で表示されている場合は、記事「 How to troubleshoot softkey license issues ( ライセンスに関する問題のトラブルシューティング ) 」を参照してください。サポートが必要な場合は support@zemax.com までご連絡ください。 発生したエラーを正確に記述するか、スクリーンショットを提出いただき、問題が発生した経緯に関して提供できるすべての情報をご報告ください。
Protecting your perpetual license with Zemax Productivity Assurance
OpticStudio では、そのソフトウェアへのアクセスを制御するソフトキーまたはハードキー (USB) のいずれかで永続的なライセンスが付与されます。ライセンスには、ソフトウェア全体と同等の価値があります。独立した業者との契約または Zemax 製品保証プログラム (ZPA) の購入によって、ライセンスの全額を補償する保険に加入することをお勧めします。
OpticStudio Premium では、その購入価格に 1 年間の有効期間で ZPA が付属しており、その後は必要に応じた年間契約となります。 OpticStudio Standard または OpticStudio Professional のライセンスの場合、 ZPA は購入時または更新時のオプションです。 ZPA は、ソフトウェア メンテナンス プランの期間内 (1 年間 ) で有効です。
- ハードキー ライセンスの場合、ライセンスの物理的な紛失または盗難があると、現行価格の 80% 割引で 1 回限りのキーを ZPA によって受け取ることができます。
- ソフトキー ライセンスの場合、ハードウェアの障害によってライセンスが失われると、 1 回限りのキーを ZPA によって無償で受け取ることができます。同じ期間内に 2 回目の申告があった場合は、定価の 80% 割引でキーを発行いたします。
- ZPA を購入すると、公開されている講習スケジュールから Zemax トレーニング コースを 1 件選択して、 20% 割引で受講することもできます。この割引は、 ZPA の購入年ごとに利用できます。
購入は japan@zemax.com へ連絡ください。
紛失したライセンスまたは盗難に遭ったライセンスの交換
以下に示すキーの交換に関する考慮事項では、有効なライセンスとするために最新のメンテナンス契約 (「サポート」ともいいます) を結んでいる必要があります。以下の状況のいずれかを申告するには、所要事項を記入して japan@zemax.com に送信します。キー交換フォームに署名することで、元のライセンスを復元できた場合でも、それを非アクティブ化するか返却することに同意したことになります。Zemax は、キーの交換を不適切に申告したお客様のライセンスを無効にする権利を有します。
正しく機能しないハードキー
何らかの原因で機能しないハードキーは無償で交換いたします。キー交換を進める前に、不具合が発生した USB ドングルを Zemax に返却いただく必要があります。キーの交換手順については japan@zemax.com にお問い合わせください。
紛失または盗難に遭ったハードキー
Subscription Licenses
サブスクリプション ライセンスのハードキーを紛失した場合、初回は 30,000 円(税別)、2 回目はサブスクリプションの残り期間の料金の 20% でハードキーの再発行を受けることができます。 3 回目以降は残りの期間の料金を全額お支払いいただく必要があります。
Perpetual Licenses
ハードキーを紛失した場合または盗難に遭った場合、Zemax 製品保証プログラム (ZPA) を購入済みであれば、初回に限り交換ライセンスを定価の 80% 割引で発行いたします。
ZPA を購入していない場合、新しいライセンスを定価で購入する必要があります。
コンピュータの障害によるソフトキーの喪失
Subscription Licenses
ハードウェアまたはソフトウェアの障害がコンピュータで発生した場合は、そのコンピュータ上でソフトキーを再アクティブ化できることがあります。ハードウェアまたはソフトウェアの障害が発生したマシンでソフトキー ライセンスを復元できない場合や、マシンの紛失または盗難があった場合、サブスクリプション ライセンスであれば、初回に限り交換ライセンスを無償で発行いたします。2 回目はサブスクリプションの残り期間の定価の 20% で再発行できますが、3 回目以降は残りの期間の料金を全額お支払いいただく必要があります。
Perpetual Licenses
ハードウェアまたはソフトウェアの障害がコンピュータで発生した場合は、そのコンピュータ上でソフトキーを再アクティブ化できることがあります。ハードウェアまたはソフトウェアの障害が発生したマシンでソフトキー ライセンスを復元できない場合や、マシンの紛失または盗難があった場合、Zemax 製品保証プログラム (ZPA) を購入済みであれば、交換ライセンスを無償で発行いたします。同じ期間内に 2 回目の要求を申告した場合は、定価の 80% 割引で交換ライセンスを発行いたします。
ZPA を購入していない場合、新しいライセンスを定価で購入する必要があります。
コンピュータの紛失または盗難によるソフトキーの喪失
Subscription Licenses
サブスクリプション ライセンスのソフトキーをアクティベートしたコンピュータが紛失または盗難にあった場合、初回のみ無償で再発行を受けることができます。2 回目は、サブスクリプションの残り期間の定価の 20% で再発行できますが、3 回目以降は残りの期間の料金を全額お支払いいただく必要があります。
Perpetual Licenses
ソフトキー ライセンスがアクティベーションされたコンピュータが紛失または盗難にあった場合、Zemax 製品保証プログラム (ZPA) を購入済みであれば、交換ライセンスを無償で発行いたします。同じ期間内に 2 回目の要求を申告した場合は、定価の 80% 割引で交換ライセンスを発行いたします。
ZPA を購入していない場合、新しいライセンスを定価で購入する必要があります。